● ● ● I am POOR Pianist. |
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「ピアノ、始めました。」 第1楽章 第1小節 - The first movement The first measure - Lesson #1〜#5 |
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ごあいさつ:
ピアノ、始めました。
男20代にして独学我流の気まぐれレッスン。
それもなんと、20ヶ年計画です。
全く無謀だ。我ながら笑っちゃいます。
決意は固いが根気がない・・・。
どこまで続けられるのでしょうか・・・。
というわけで、ホームページで近況を公開しておけば、
きっと頑張らざるを得ないはずだ、と自己啓発。
パソコンのキーボードをカチャカチャするのも
指先練習のひとつに違いない、なんてね。
さてさて、どうなることやら。
不安、1000%オーバー。 |
このピアノ・レッスンに対する激励・叱咤・アドバイスや、
皆さんがピアノを始めた頃の逸話などがあれば教えてください!
すごく勉強になります。
ぜひぜひ、ゲストブック「ピ」の字倶楽部に書き込んでくださいね。
また、最近ピアノを始めた、始めようと思ってる方も、ぜひ書き込んでくださいね。
老若男女問わず同士を増やしましょう!
ピアノの「ピ」の字の”ぴのじ”より
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- お知らせ -
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Mar. ??, 1999 |
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実は私、本当の意味でのピアノ初心者ではないんです。 のっけからなんなんですが、 実は、6才頃にほんのちょっとだけピアノを習ってました。 ヤマハなどの教室ではなく、近所のピアノの先生ところにです。 教材はもちろんバイエル。 でも、練習した記憶がほとんどないうちに辞めちゃいました。 いやー、もったいない。 大きくなってから、続けておけば良かったと後悔しています。 テレビなどでピアノの演奏を聴くたびに、その想いが増幅するんです。 私と同じ思いの人、多いんじゃないかな。 では、ピアノが全く弾けないのかと言えば、これも弾けます。 そう、「ねこふんじゃった」が弾けるのです! と、自慢すると張り倒されることでしょう。 この曲、小学生の高学年以上ならほとんどの人が弾ける、まさに定番中の定番曲。 「ドレミの歌」、「チューリップの歌」と同レベルの曲なんですよね。 これでは「俺は昔、ピアノをやってたんだ」なんて、恥ずかしくてとても言えません。 が、しばしば言ってたりします・・・。すみません。 ○ そんな私が普通の初心者と異なる点は、生まれたときからずっと、 家族の弾くピアノを聞き続けてきたことでしょう。 クラシックのピアノ曲は普通の人よりは知っていると思います。 そんな環境で育ったこともあり、ピアノの音を聴くとホッと心が安まります。 そして、いつしか自分の手で弾いてやる、との想いが常に心の片隅にあるのです。 そんなある日、私がピアノの練習をせざるを得ないプレゼントを神様は用意してくれたようです。 ● ● ● |
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Mar. ??, 1999 |
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な、なんと、親戚が古い電子ピアノを処分するという情報を入手しました。 これはまたとないチャンス! 速攻で連絡したところ、譲ってくれるとのこと。 ラッキー! ピアノになかなか踏ん切れずにいる私を見かねたのか、 神様も粋な計らいをしてくれたものです。 その電子ピアノはヤマハ・クラビノーバ。 いいじゃないですか!嬉しいじゃないですか! タダでクラビノーバが手に入っちゃうとは。うはははははは!笑いが止まらん。うは ○ 楽器屋の前を通ったときはいつも、クラビノーバなどの電子ピアノを遠目で見てました。 最近のものはキーのタッチが本物に似ているらしいってんで、 勇気を出して店内に入ったこともあります。 そして、ピアノに詳しい振りをしてタッチを確かめたこともあります。 そういうときに限って、店員がにこやかに近づいてくるんで大弱り。 そして「ピアノが弾けたら楽しいでしょうね〜」と照れくさそうに言う自分がいつもいたのでした。 しかしこれからは、たとえ古くてもマイ・ピアノが手元にある。 非常に幸せなことではないですか。 届けられる日が非常に楽しみです。 こうなったからには、とことんピアノをやるしかない。 うーむ。気を引き締めなければ・・・。 ● ● ● |
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Mar. ??, 1999 |
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タダでクラビノーバが手に入るものの、問題は置く場所だ。 数日前に部屋を整理し、小綺麗になったところだったのですが、 またレイアウトから変更しなければならない。 結構場所を取りそうなので、これまた大変だ。 まずは部屋のレイアウトをイメージ。 うーむ。どう考えても場所がない。 狭い部屋だ。土地代が高いのだ。 ひとまず、動かせそうなものは動かしてしまい、 部屋の片隅を強引に空けてやった。 おかげで、部屋の真ん中には本やら何やらが積み重なり、まるで物置のよう。 とはいえ、マイ・クラビノーバのためだ。仕方がない。 あとはブツが来てから考えるとしよう。というより現実逃避だ。 ● ● ● |
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Mar. ??, 1999 |
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ついに到着しました、クラビノーバ。 あれれ、足とキーボード部が分離できるんですね。 一体型と思ってました。というより、そこまで考えてませんでした。 それより何より、なんだこの重さは! 足は軽いが、キーボード部がめちゃくちゃ重たすぎる。 腰が砕けるではないか。 どうやっても、抱え持つことは不可能。 でも頑張る。夢と希望が私に知恵と根性を与えてくれたようです。 キーボードを縦に立てて、その下部を右足の甲の上に置く。 そして、足を一歩踏み出すとともに、キーボードも一歩ずつ前に動かすのだ。 この方法なら何とか部屋の定位置まで移動できそう。 それにしても、この重さは予想外。 考えてみれば、堅そうな黒鍵や白鍵が88コも付いているんだから、 当たり前といえば当たり前だ。 それにしても重い〜。「往生しまっせぇ〜」とこだま・ひびきの漫才が空耳のように聞こえてきた瞬間、 どうミスったのか、キーボードが右足親指の爪の上にドッスン。うっげぇ〜っ!痛すぎる! 床にキーボードを置くこともできず、ただひたすら激痛をこらえ、直立したままうろたえる愚かな自分の姿。 笑うに笑えない情けなさが、ピアノ・レッスンの今後を暗示しているようで、やるせない。 ○ なんとか設置完了後、爪を見ると、黒い横筋、まるで空豆の芽の出るところのようなアザができていた。 まったくなんてこった・・・。とほほ・・・。 ● ● ● |
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Apr ??, 1999 |
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少々手こずったものの、なんとかクラビノーバの設置が完了。うまく部屋におさまったものだと我ながら感心。 クラビノーバに場所を占有されたため、行き場を失ったモノたちが部屋の片隅に山積みとなっているのですが、それはこの際、忘却しちゃいましょう。 ○ 「ド」。記念すべき第一声。ピアノの音だ。おお、うれしい・・・。「ドレミ、ドレミ」。 なぜかピアノを前にすると「チューリップの花」を弾いてしまうところがなんとも素人だ。ともかく、マイ・ピアノを手にしたことをじんわりと実感。 手にする前までは、「すっげー!これがクラビノーバの音だ。これがおれのピアノなんだぜ!おらおら、まいったか!!」 などと歓喜のおたけびをあげるかと思っていたのですが、現実はそうではなかった。 そりゃそうだ。ひとりでわめくほどキレてない。ただ、イマイチ盛り上がりに欠けるのはその音質にあるのかもしれない。 このクラビノーバの型番は「CVP-8」。発売当時は中級機だったらしく、高音質をうたっていた(らしい)のですが、今となってはあまり高音質とはいえない。 というか、全然いえない。最近のパソコンの方がよっぽど高音質だ。でもでも、いいんです。 私にとっては贅沢すぎるほどの代物なんですから。それにこのクラビノーバはピアノ以外の音も鳴るんです。 楽しみながらピアノ・レッスンができそうじゃないですか! そして、絶対にうまくなってやる、と心に誓ったのでありました。 夢をのせて、レッスン6へつづく! ● ● ● |
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- 「ピ」の字の五ヶ条 - 1999年3月28日時点 続けることがまず大事。 弾いて楽しい曲選び。 弾いたぶんだけ上手くなる。 練習ではなく、ピアノを楽しむ。 目指せ、20年後はピアニスト! おそまつ <ぴのじ> ● ● ● 夢は夢であらず。 |
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ピアノの「ピ」の字。 |
気まぐれピアノ・レッスン |